更新履歴


version公開日変更点
V2.32003年
01月23日
読み込み時・再読み込み時に指定した指し手(または最後の指し手)まで自動的に駒を進める機能を追加した。インターネット中継に利用する場合、再読み込みするたびに駒の配置が初期状態に戻ってしまうのを防ぐ効果がある。
指し手表示で「左・右・直・上・引・寄・打・行・不成」を表示できるようにした。ただし、自動的に判断するのではなく作成者が指定する必要がある。
上記変更に伴い、指定しない限り「打」を表示しないように変更した。この点がV2.2以前と非互換なので注意。
V2.22000年
05月05日
初期配置でも、指定した桝目を目立つ色に塗れる機能を追加。
内部の最適化 (機能追加してもサイズの増大量を抑えて19,324→19,349bytes)
付属ドキュメントの修正漏れなどを直した。
V2.112000年
04月02日
開始・終了メッセージの行数が多くてもスクロールできないバグを修正。
内部の最適化でプログラムサイズを少し縮小 (19,392→19,324bytes)
V2.12000年
03月12日
正式版を公開。
V2.1
preview 4
2000年
03月08日
「\」が「\(半角の¥)」に化ける文字化け対策。
V2.1
preview 3
2000年
03月06日
指し手を表示する機能を追加。
V2.1
preview 2
2000年
03月05日
スクロールボタンを作成。
Windows + NC で、「〜」と「‖」の文字化け対策。
V2.1
preview 1
2000年
02月26日
キーボードで操作できるようにした。
  • 解説スクロール[↑][↓]
  • 一手戻る[←]
  • 一手進む[→]
  • 開始図へ戻る[Shift] + [←]
  • 最終図へ進む[SHift] + [→]
V2.02000年
02月20日
正式版を公開。
V2.0
preview 8
2000年
02月17日
スクロールイベントの処理方法を preview 6 の方法に戻した。
preview 6, 7 を MacOS + NC で動かす時に出ていた java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException を出ないように修正。
V2.0
preview 7
2000年
02月15日
スクロールイベントの処理方法を変更したが、 MacOS + NC ではエラーメッセージが出てスクロールが動かなくなった。
アルゴリズムの改善でクラスサイズを小さくした。
V2.0
preview 6
2000年
02月12日
解説表示のスクロールが完成した。
解説文スクロールの時に、MacOS + NC ではエラーメッセージが大量に出て動作が遅くなる。
V2.0
preview 5
2000年
02月07日
解説表示領域にTextAreaを使わないようにした。スクロールは未完成。
TextAreaを使わない理由は、
(1)Solaris + NCではTextAreaに漢字を表示できない。
(2)また、TextAreaで使用されるフォントのサイズが不明なので、 何文字目で改行させるべきか計算できない。
V2.0
preview 4
2000年
01月31日
棋譜の始めと終わりにメッセージを表示できるようにした。
V2.0
preview 3
2000年
01月28日
MacOS + NCでTextArea.setText(null)を実行すると異常に遅くなる問題に対策。
V2.0
preview 2
2000年
01月27日
ボタンをクリックすると駒が動くようにした。
TextAreaに解説文を表示させる。
V2.0
preview 1
2000年
01月21日
JDK1.1.8を使用。
レイアウトデザインを見せるだけで、ボタンをクリックしても動かない。

version公開日変更点
V1.21999年
10月28日
preview 1の機能に加え、Helpボタンを押した時に表示する文書を指定可能にした。
V1.2
preview 1
1999年
10月14日
アプレット内に対局者名を表示。
ヘルプ画面の出し方。
ネットワーク上のドキュメントを表示するように変更。
クラスファイルのサイズ約1KB減。
ヘルプメッセージをアプレット内に持たないように変更したため。
V1.111999年
03月28日
開始図の指定機能で、と金を指定しても歩になってしまうバグを修正。
V1.11999年
01月05日
平手の初形以外の開始図の指定機能を追加。
これで、駒落ちの棋譜や詰め将棋も表示可能になった。
読み込める棋譜の手数の上限を無くした。(V1.0では最大999手まで)
上限はメモリ確保ができるかどうかによるので、実行環境依存となる。
初形に戻るボタンの表示を「先頭へ」から「開始図」に変更。
V1.01998年
10月11日
正式公開。
IRIXでも動作確認できたので正式版の無料ダウンロード開始。
V1.0
preview 5
1998年
10月02日
IRIX対応。
byte型整数の-1がIRIXではなぜか255になってしまう。 このため、0以上か否かの判定の部分でミスしていた。
IRIX版NetscapeのJava Virtual Machineの問題のような気がするが、とりあえず対処した。
V1.0
preview 4
1998年
09月10日
IRIXは原因不明で動かず。
IRIXで動作しない問題はcontinue文が原因だと思ったのだが、 これを修正しても動くようにならない。
1998年
09月09日
IRIXで動作しない問題点の修正。
…のつもりだったが直ってない。
V1.0
preview 3
1998年
09月05日
archiveは使わないことにした。
MacOS版NCだけの問題と思っていたが、 Windows版やSolaris版でも同様の問題が起こることを確認。
archiveを使うと、Netscapeではアプレットでファイルを読み出す時と同じ セキュリティの問題が発生する。 ホスト名(http://www2.osk.3web.ne.jp/)をIPアドレス表記(http://202.235.193.40/)に すれば回避できるが、それは面倒。
透明色をサポートしないブラウザでも枠を付けて、動いた駒を目立つようにした。
MacOS以外では変わったことに気づかないだろう。
動いた駒の周囲の色を少し濃い青に変えた。
MacOSでは太さ1ピクセルの枠しか出ないので、目立ちやすい色にした。
液晶ディスプレイも色が薄めに出るので、濃い色の方が良いと思った。
JDKのコンパイル時に最適化オプションを使った。
その結果、classファイルの合計を26KBから20KBに減らせた。
さらにJARで圧縮すると12KBになるが、archiveには問題があるので使えない。
V1.0
preview 2
1998年
09月04日
archiveを使う方式と使わない方式の両方を公開して実験。
Preview 2では、4本のclassファイル(Javaの実行ファイル)を JAR(ZIPとかLHAみたいなアーカイバの一種)を使ってarchiveにしていたが、 MacOS版NC4.01を使ってファイアウォールの中からアクセスしようとすると セキュリティチェックでエラーが出て実行できない。
archiveを使うとファイルサイズが約半分になる長所があるが、 動かないケースがあっては困るので、最終的には使わないことになるだろう。
1998年
09月03日
駒の動きと解説文を連動させないボタンを付けた。
NN3.0x, NC4.0xでは、一手動かすごとに、いちいち解説文を再読み込みするので遅くなる。
JDK1.1.6を使用。
コードはJDK1.0相当だがJAR(これでclassファイルを圧縮)を使うためにJDKを入れた。
ただし開発自体はVJ++の統合環境が便利なので、最終コンパイルだけJDKを使った。
JDKの方がVJ++よりも小さいclassファイルを作ってくれる。
V1.0
preview 1
1998年
08月30日
プログラムを完全に書き直し、V0.8以前の以下の問題点を修正した。
駒が表示できない場合があった。
アプレットから棋譜ファイルの読み込みに失敗する場合があった。
アプレットを含むページはサイト名をIPアドレスで書く必要があった。
漢字の説明文が表示できなかった。
Visual J++1.0を使用。

変更点

V2.0での改善点

解説文をアプレット領域の中に表示するようにした。
V1.xで解説文を表示するには、フレームを使ってHTMLファイル3本を作る必要があったが、V2.0では1本だけで良い。
クラスファイルを1本にした。
V1.2までは4本だったので、使いやすくなった。
操作ボタンを画像付きボタンに変更した。
日本語が読めない人/環境でも操作可能になった。
クラスファイルのサイズを縮小。
ボタンの画像分のサイズが増えたが、 無駄な処理の削除やアルゴリズムの改善をおこない、 全体でV1.2の約20KBからV2.0では約17KBに縮小した。

V0.8以前のバージョンの問題点とV1.0での改善策

駒が表示できない場合があった。
ネットワークの状態(混雑度など)によっては画像ファイル読み込みに失敗する。
画像ファイル(xxx.gif)を使わず、プログラム(koma.class)に画像を埋め込んだ。
CLASSファイルの方が確実に読み込めるので。
アプレットから棋譜ファイルの読み込みに失敗する場合があった。
上記の駒画像ファイルの読み込み失敗と同じ原因。
棋譜ファイル(xxx.ksb)を使わず、棋譜データはHTML(xxx.html)に埋め込んだ。
HTMLファイルの方が確実に読み込めるので。
アプレットを含むページはサイト名をIPアドレスで書く必要があった。
ファイアウォールを超えてアクセスする場合、Netscapeのセキュリティチェックに触れ、 ファイル読み込みができないため。
V1.0では、先に述べたような理由でアプレットからのファイル読み込みをやめたので、 この問題も同時に解消された。
漢字の説明文が表示できなかった。
Javaでは漢字はunicodeに変換しておく必要があるが、その変換ルーチンを作らなかったから。
アプレットの中ではなく別フレームに表示することにして、漢字表示に対応した。
別フレームにしたので、文字だけでなく画像でも音声でもHTMLで可能な物なら 何でも出せるようになった。

V1.0で以前のバージョンよりスペックダウンした点

途中で分岐する「変化手順」の表示ができなくなった。
今後のバージョンアップの時に対応したい。
駒の画像や盤面の色などがカスタマイズできなくなった。
必要性が低いと思ったので省略した。
駒画像はサイズ固定(24×24ピクセル)だがデザインはkoma.classを作れば変更可能。

バージョン番号の付け方規則

勝田将棋盤のバージョン番号は、整数部+小数部(第1位・第2位)の形式とする。
  1. パラメータの互換性が無くなるほど大きな変更があった場合
    整数部を変更し、クラスファイル名の番号も変える。
  2. 機能向上・追加のための変更の場合
    小数第1位の番号を変更する。ユーザはクラスファイルを置きかえるだけで良い。
  3. 仕様は変わらず、バグ修正のための変更の場合
    小数第2位の番号を変更する。ユーザはクラスファイルを置きかえるだけで良い。
小数部の番号で 9 の次は A, B, C, ..., Z のように英字を使う。